
こんにちは。
今年も、知床の地で
素晴らしいゴールデンウィークを
過ごすことができました。
シーズンが始まると、
この小さな町にいながら、
まるで私自身が
世界を旅しているような
錯覚に陥ります。
今年も日本国内はもちろん、
ドイツ、
オーストリア、
フランス
アメリカ
オランダ、
中国、
台湾と、
国境を越えて
たくさんのお客様が
足を運んでくださいました。
知床の春は、まだ少し足踏みをしています。
桜の満開にはあと一歩届かない連休で、
肌をなでる風も少し冷たい。
けれど、そのひんやりとした静寂こそが、
この季節にしかない美しさなのだと感じます。
忙しい連休の合間、
主人が61歳の誕生日を迎えました。
お祝いは、自宅でささやかに囲む「チゲ鍋」。
若い頃なら
「もっと特別な場所で、特別なことを」と
考えたかもしれません。
しかし今は、いつもの時間の延長線上にある、
こうした何気ない食卓が不思議なほど
心を充足させてくれます。
特別なイベントよりも、
日常の中に宿る「静けさ」や「穏やかさ」に
価値を見出せるようになったのは、
きっと私たちがワインのように、
ゆっくりと歳を重ねてきたからなのでしょう。
元気で、隣に主人がいて、
感謝の気持ちとともに今日を迎えられる。
それだけで、もう十分すぎるほど幸せです。
今シーズンも、
目の前のお客様、
そして大切な日常を
丁寧に積み重ねていきたいと思います。
沢山のみなさんに心からの感謝を
愛を込めて
madam 慶子
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