Dominique Laurent Gevrey Chambertin Vieilles Vignes 2013

Dominique Laurent Gevrey Chambertin Vieilles Vignes 2013

Dominique Laurent Gevrey Chambertin Vieilles Vignes 2013

ドミニク・ローラン ジュヴレシャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ

 

常に進化し続けるニュイサンジョルジュNo1と並ぶ最高の村名ワインになりつつあります。

プルミエクリュのヴィエイユ・ヴィーニュに加え、プロションの丘のキュヴェをブレンドしました。
偉大なネゴシアンの伝統に従って、村名ワインに最大で30%までプルミエクリュの葡萄をブレンドし
品質の向上をさせています。
その偉大なポテンシャルは硬さのない親しみやすさを持ちつつも
高貴なワイン特有のフィネスがあります。全房発酵。

 

ブルゴーニュの造り手としてTOP5に入るほどのドミニク・ローラン。
彼が造りだす豊かな果実味と芳香のワインは、ドミニクマジックと呼ばれ、世界中のワイン愛好家を魅了しています。
ドミニク・ローランの経歴

1956年10月13日、スイス国境近くのフランシュ・コンテ地方生まれ。
代々の家業のお菓子屋の跡取り息子として、お菓子づくりに精を出していました。
ワインが大好きな家庭環境の中、やがて彼自身もワインに夢中になり、
1978年から友人のベルギー人ワイン愛好家に依頼されて美味しいブルゴーニュワインの発掘・紹介をするようになりました。

よいワインを求めてブルゴーニュに通ううち、
自分の納得する品質のワインがあまりにも少ないことに気づき、
ならば自分で造ろうと一念発起。

彼が目指したワインは1920年代~1940年代のブルゴーニュ黄金時代に生まれたワインで、
骨格のしっかりした、薫り高い果実味豊かな赤。

当時を支えたワイン造りの名人達はすでに引退して暇を持て余しており、
彼らのもとへ足繁く通い話を聞くことで、ブルゴーニュに代々継承された伝統的なワイン造りのノウハウを習得しました。

1989年、ネゴシアン業をスタート。当時は家のお菓子屋のガレージでの開業でしたが、
間もなくニュイサンジョルジュに移り、
本格的な活動がはじまりました。1993ヴィンテージ頃から話題になりはじめ、
1995ヴィンテージのロバート・パーカーの高評価によって大ブレークしました。
(当時のアメリカのインポーターはジェフリー・デイヴィスでした)。

今日、4つのカーヴに樽総数500樽、年間生産量15万本を誇る、ブ
ルゴーニュを代表する気鋭のネゴシアンとしての地位を確立しました。

ドミニク・ローランのワインづくり

老名人達から学んだブルゴーニュ黄金時代のワイン造りの方法を基礎としつつ、
彼は独自の醸造方法を確立し、実践しています。

彼のワイン造りを特徴づけるキーワードは4つで、ヴィエイユ・ヴィーニュの使用、
新樽200パーセントとシュール・リー、
最小限のSO2使用、
ノンフィルターです。

ヴィエイユ・ヴィーニュの使用

彼が樽で買い付けるワインを選ぶ際の基準は、ヴィエイユ・ヴィーニュのぶどうからつくられていること、
手摘みで収穫されていること、除梗は50%までであることなどです。
ヴィエイユ・ヴィーニュのぶどうを使用することはアンリ・ジャイエのワイン哲学のひとつでもありましたが、
これによって自ずと収穫量の低い、
果実の成分や風味が凝縮されたぶどうを使用することができます。

新樽200パーセントとシュール・リー

樽で買い付けたワインを即座に新樽に移し変え、約半年後にもう一度新樽に移し変える方法。
「ワイン・スペクテイター」誌で”200% NEW OAK”と評されたことがきっかけてこの呼び方が定着しました。
彼が新樽の使用にこだわるのは樽香をつけるためではなく、
ワインに自然な酸素をゆっくりと供給し、澱との相互作用によってワインを生き生きとした状態に保つためです。
したがって、樽を選ぶ基準は内面の焼き具合ではなく、目の細かさなどになります。

1999ヴィンテージから、通称“マジック・カスク”と呼ばれるドミニク・ローラン特製の樽を導入しました。

彼自身が職人とトロンセの森に出向き、
樹齢200~300年の木の中から選抜、
暗闇の夜に伐採し、
乾燥させ、
削り、
樽に仕上げたものです。

彼は、樽から樽へワインを移し変える際澱引きをせず、
シュール・リーによって澱とともにワインを約18ヶ月熟成させます。
澱の主成分であるワイン酵母と新樽の相互作用によって、
樽香はあまり強くない、より味わい豊かなワインが生まれます。

(注)“新樽200パーセント”は通常グラン・クリュやプルミエ・クリュのワインに適用されるもので、
ワインによってはその個性に合わせて1度しか新樽を使わない場合もあります。

最小限のSO2使用
ドミニク・ローランによれば、SO2はワインのボディを低下させ、
ワインの生命力・弾力性を奪うため、SO2の使用は必要最小限の量に厳しく制限されています。

ノンフィルター
酒石酸を取り除くための冷却処理、濾過は一切行いません。
樽中でのシュール・リーの作用によってワインを清澄させ、
そのまま手作業で1本1本ビン詰めすることによって、ボディや豊かな香りをワインにぎっしりと閉じ込めています。

ヘビーボトルへのこだわり
ドミニク自身が、20年以上保存出来ると判断した上質ワインには
、アンティークスタイルの重く厚みがあって底が深いボトル(通称:ヘビーボトル)に入れています。
実は、ドミニクのこだわりは、ヘビーボトルではなく、”コルク”にあります。
上質で長いコルクを使うためには、通常のボトルでは、
コルクが長すぎでワインに触れてしまう為、
ヘビーボトルを採用しているそうです。
ボトルもコルクも通常のものよりコストも高いのです。

@12000

斜里郡斜里町港町1-13
0152-23-7777
Wine Shop La Campanella

https://lacampanella.net

※ 20歳以上の年齢であることを確認できない場合は酒類を販売しません。

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