今だから言える一人で叫んだこと

 

斜里に嫁いで来年で28年になります。

結婚した時は28歳。
北海道が大好きで
田舎の素朴な感じが大好きで
主人のことも大好きで
結婚したのに、、、。

そのうち
都会にあるものが恋しくなって
マックもない
ミスドもない
カフェもない
ウィンドーショッピングできるデパートない
海も冷たくて凍りついた海で
湘南のようなマリンな感じで海水浴すらできないと
海にまで不満を思うようになり。

友達もいない
人脈ない
金ない
親に会いたくてもすぐには会えないし
金なしコネなし人脈なしのナイナイづくし。

「なんで私ばかりが」の悲劇のヒロイン症候群に突入。

知り合いに
泣きながら愚痴聞いてもらったら
「そしたら別れる?」とか
「好きで来たんでしょ?」とか
「甘いね!」
とあっさり。
厳しい大地で生き抜いている北海道の人は筋金入りでやんす。
泣。

 

自分に嫌になって
海に行っては
「なんでこんな街に来ちゃったんだー!」
って叫んでました。

当時の私はどんなドーピングも効かない
とにかく酷かった〜〜〜。黒歴史時代。

そんな私にある時、天からの声が聞こえたんですよね。

「無いものばっかり探してるいるから
どんどん欠乏が集まるのじゃ〜。
あるものに目を留めるのじゃ〜。」

とね。


都会にあるものが無い。

都会にあるものあったら都会なんだよ。
田舎にあるものは何だ???


商売やってて友達は作れない。

24時間夫と一緒だろ。友達作ってる暇あんのか?

③金ない

金がないけどたっぷり時間はあるだろ。
時間あれば知恵は湧いてくるだろ。
親からタダでもらった頭使え。

 

④海がつまらない

ここは遊ぶ海ではなく
豊かさをもたらす海なのじゃ。
斜里が豊かなのはこの海が金の海だからなのじゃ〜。
遊んでいる暇な無いのじゃ〜。

⑤虚しい・淋しい・不安

渇望こそ友人だよ。
渇望からエネルギーが湧くんだ。
我が渇望という名の友よ!恵に感謝いたします笑

 

 

 

今のハッピーフーズの裏の
海で叫んでいた時代懐かしいです。
そんな時代があったからこそ
今の幸せがあります。

 

 

北海道斜里町の皆さんに愛され
元気な子供も授かり
元気に商売させていただき
美味しかったありがとうと感謝され
明るく
楽しく
毎日美味しいごはんと
美味しいお酒と
ふかふかの布団で眠ることができます。

ないものを見続けると
どんどんそれは大きくなり
小さな石ころは巨大な塚となります。

あるものをに目を留め続ければ
充足しかありません。

誰だって人生山あり谷あり。

苦しい状況の中でいる方は
辛いかもしれませんが
今あるその小さな何かに
心からのありがとうを言い
無いものからは目を逸らしていきましょう。

 

人生、ふかふかの布団で寝たもの勝ち!
あなたはもう幸せを手にしている。
by madam yuuka

 

 

何かの参考になれば幸いです。

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