Volnay 1er Cru Le Clos des Chênes 2020 François Gaunoux

ヴォルネイ プルミエ・クリュ ル・クロ・デ・シェンヌフランソワ・ゴヌー
 
「独創性の良さは新規さではない。
それは誠実さである」(トーマス・カーライル)

 ぶどう栽培家としての歴史を16世紀まで遡ることができるポマール村の名家で、
1957年に24代目フランソワ・ゴヌーが独立してムルソー村に移転し、
ドメーヌを設立しました。
早1980年には他に先駆けて厳格なリュット・レゾネ栽培を開始するなど
ぶどう畑を誰よりも愛した人として知られ、
1974年から2004年までの30年間、
「コート・ドール栽培委員会」の委員長を務めて
ブルゴーニュ全体のぶどう栽培に多大なる貢献を果たしました。
また、かつて戦友だったジャック・シラク元大統領との交友も有名で、
ムルソー随一と謳われた彼の作品は、
当時エリゼ宮で催された多数の晩餐会のテーブルを飾りました。

2000年に愛娘のクロディーヌが継承し、
ブルゴーニュにおける女性醸造家の草分けとなりました。
「私は小さい頃からぶどう畑に魅了され、ぶどう畑で育ってきました。
ムルソーやポマールといったこの辺り一帯の畑のぶどうは全部食べていましたので、
父の育てたぶどうが一番美味しいことを子供ながらによく分かっていました。
そして大人になってから、父の造るワインが父のぶどうそのものの
美味しさに満ち溢れていることを実感しました」。

 彼女が継承した当時、ムルソーは“樽の黄金時代”を迎えていました。
即ちぶどうを完熟前に収穫して酸を残し、
多頻度のバトナージュによって樽由来のバター香などを
たっぷりと取り込んだこってりとしたムルソーが、
評論家の高得点を総ナメにしていました。

また近隣の赤ワインについても、
新樽比率や樽香といった要素が非常に重視されるようになっていました。

「私は樽の作用、樽がワインに与える影響について徹底的に調査し、
研究し、実験を重ねました。そして、長年のリュット・レゾネ栽培によって
土中深くに根を伸ばしたぶどう本来の美味しさや滋味、
ミネラルの塩味をそのままワインの妙味とするためには、
赤も白も、ぶどうを完熟させた上で、樽を一切使用しないことが
ベストであるという結論に達したのです」。
 彼女が継承してから9年目の会得でした。

「また、樽の使用がワインの熟成のポテンシャルを向上させることはありません。
熟成のポテンシャルは、大自然の力のみによって育まれる、
もともとのぶどうの質によって決まります」。
その言葉通り、彼女は毎年一定数のワインを販売せずに貯蔵し、
ドメーヌのカーヴで熟成させてから販売しています。

そしてそのバックヴィンテージは、
「ジョルジュ・ブラン」
「ランブロワジー」
「ルレ・ルイ13世」
「プレニチュード・シュヴァル・ブラン」
「レストラン・ケイ」
「ギー・サヴォワ」
「アピシウス」
「ブルガリ」といった
フランスのトップレストランで、最高のお料理とともに提供されています。

販売先:フランス国内60%(仏ミシュラン3つ星を含む多数の高級レストラン中心)
輸出40%(EU各国、イギリス、スイス、
アメリカ、カナダ等)

産地:フランス ブルゴーニュ ヴォルネイ プルミエ・クリュ ル・クロ・デ・シェンヌ
0.6ha。石灰質主体の粘土石灰質土壌。平均樹齢50年のVV。収量は25~30hl/ha。ステンレスタンクで発酵後、16~18ヶ月間熟成。「小石が多い石灰質主体の斜面畑で、ヴォルネイ随一と言われる豊かなミネラルと、鮮烈な赤い果実の風味が特徴です」。

1980年より厳格なリュット・レゾネ栽培。化学肥料、除草剤、殺虫剤、防腐剤は原則として一切使用しない
天然酵母のみで発酵。除梗100%。醸造に樽を使用しない

葡萄品種:ピノ・ノワール

@24000

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Wine Shop La Campanella

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※ 20歳以上の年齢であることを確認できない場合は酒類を販売しません。

 

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