Spatburgunder Vom Loss 2019
シュペートブルグンダー・フォン・ロス
主にバスガイゲとオーバーベルゲン周囲の畑のブドウを使用。
平均樹 齢は15-20年で、
土壌は黄土(ロス)。
ストロベリーやチェリーといった甘 やかな赤系果実のアロマ。
フレッシュな果実味と心地よい酸を持つピノ・ノワールで、
適度なタンニンも楽しめる。
ピュアでワインに一体感があり、滋味深い。
生産者: Franz Keller フランツケラー
「ワインは限られた人の為の贅沢品ではなく、
料理と共にすべての人が楽しむもの」 がモットーだが品質は高く、
2010年にはドイツ赤ワイン生産者No.1に贈られる
「BESTE ROTWIENKOLLEKTION」に選出され、
「Eichelmann」5つ星も獲得している。
ドイツ最南端に位置する バーデン地方はドイツで最 も暖かいエリアで、
ライン川 の対岸にはストラスブール やミュールーズといった
ア ルザスの街並みを臨むことができる。
フランツケラーは同地区の
フォークツブルク・オーバーベルゲン村に位置す る家族経営のワイナリー。
1893年にワイン貿易商として創業して以来、
長きに わたり高品質なワインを輸入し世の中に紹介してきた。
現4代目当主のフリッ ツ・ケラーはワイン生産者である一方、
高品質なボルドーとブルゴーニュに特 化したワイン商でもある。
目利きをし、本物を見極めた上で仕入れるからこそ、
ケラーの造るワインにもその一流の品格が表れ、
エレガントな味わいが形 成されている。
ワイナリーでは現在約30haの自社畑を所有し、
これに加えて買いブドウ畑 が30ha。
エントリークラスのグーツワインと一部の一級畑エアステ・ラーゲは
自社ブドウと買いブドウのブレンドで、
特級畑グローセス・ゲヴェックスは自社ブドウのみで造られている。
土壌は色の濃い火山性土壌がメインで
これがワ インに独特なミネラルとスモーキーさを与えている。
その他はロス、ロームに 加えて一部チョークも見られる。
現在はフリッツの息子フレードリッヒが醸造責任者となっており、
畑では除 草剤、殺虫剤、化学肥料は使用しない。
醸造では、白はフレッシュな果実を保 つために除梗せずにプレスし、
ステンレスタンクとオークの大樽を使い分けて 熟成させる。
赤では1/3程度を全房発酵し、
マセラシオンの最中はピジャー ジュではなくルモンタージュを行うことで、
エレガントな果実味を引き出す。
その後バリックでの熟成では、
全てブルゴーニュの一流樽メーカー(フランソワ・ フレールやタランソーなど)のみを使用する。
焼き目はミディアムまでに抑え、
果実とバランスよく調和させて決して樽が強く出すぎることないよう意識する。
フランツケラーのワインは単体でも勿論良いが
料理と合わせることでより一 層その魅力が花開く。
フリッツ自身が
ミシュラン一つ星のレストラン・シュヴァ ルツ・アドラーの
経営者でもあることから、
ワインは一部の人たちの限られた 嗜好品ではなく、
あくまでも料理のそばにあって全ての人が楽しむものという
メッセージが飲み手にはっきりと伝わってくる。
ピュアで明快な味わいはどれも 素晴らしい品質であるが、
策を凝らしたような仰々しさは一切なく、
凝縮感が ありながらも同時に快活でエレガントな余韻が楽しめる。
ドイツのピノ・ノワールというと、
デカンター誌の「ブルゴーニュ以外のピノ・ノ ワール産地特集」で
アール地方のジャン・ストッデンが世界一の座を取ってから
その注目度がより一層高まっているが、
それに比例するように、
ここ近年の 品質向上のスピードは目を見張るものがある。
その中でも、例えば
ジャン・ス トッデンや
メイヤー・ネーケルは
味わいの主張の強い単体勝負のワインである のに対して、
ケラーは力の抜けたスタイルだが味わいは一流という点で
他に はないユニークな個性がある。
その裏付けとして、
アイヒェルマン誌で最高の5 つ星評価、
WA誌ではバーデンで最も素晴らしい
PNを造ると絶賛され、
デカンター誌でもドイツのピノ・ノワールTOP20でその名が挙がっている。
生産地:ドイツ バーデン, フォークツブルク・オーバーベルゲン
葡萄品種:シュぺートブルグンダー 100%
@3300
魅惑のワイン多数取り揃えております。
Wine Shop La Campanella
〒0994112北海道斜里郡斜里町港町1-13
0152-23-7777
https://lacampanella.net
※ 20歳以上の年齢であることを確認できない場合は酒類を販売しません。
コメント