セリニー サヴィニ・レ・ボーヌ セリニシム
サヴィニ村を中心に7ヘクタールの畑を所有し、4代続く生産者。
前当主である父に男子が生れず、
長女マリー・ロール・セリニーがドメーヌを引き継ぐ。
減農薬栽培を実践し、手摘み収穫、醸造前の選別も徹底しています。
100%除梗した葡萄をステンレスタンクで醗酵。
果皮の漬け込みは約25日で、
毎日ピジャージュと、ルモンタージュを1回ずつ行います。
熟成は1~4回使用の樽で12~14ヶ月。サヴィニ村の伝統的な味わいに、
女性らしさがプラスされ、これからが楽しみな生産者。
作柄の良かった2020年産が入荷しました。
生産者:SERRIGNY セリニー
女性のつくり手が醸し出すフェミニンなスタイル
ラドワ・セリニーのセリニーと同じ綴りなので、てっきりセリニー村の造り手とばかり思えば、じつはサヴィニー・レ・ボーヌ。 セリニーとはふたり姉妹の姓であった。 ドメーヌはサヴィニーを中心に7ヘクタールのブドウ畑を耕作し、現当主のマリー・ロールで4代目となる。 19世紀末、姉妹の曽祖父がサヴィニーに移り住み、ブドウ栽培を開始。ドメーヌは曽祖父から祖父、祖父から父へと受け継がれた。 男兄弟はなく、長女のマリー・ロールはボーヌの醸造学校を卒業し、1988年から父の元で修行。小さい頃から祖父の畑仕事につき沿うほど、ブドウ栽培とワイン造りの申し子だったという。 2歳年下の次女フランシーヌは大学で薬学を専攻。しかし、”ブルゴーニュのテロワールに呼ばれ”、彼女もまたワイン造りを志し、94年からボーヌの醸造学校に通い始めた。 そんな矢先、ふたりの父が95年に急逝。それぞれ25歳と23歳の若さで、ドメーヌの舵を任されることになったという。 2016年、フランシーヌが急逝し、一時フランシーヌのご主人であるジャン・リュック・ルソーがサポートしていたが、現在はマリー・ロールがドメーヌを支えている。 ブドウ栽培はリュット・レゾネ。収穫は熟練の人々による手摘みで、ブドウが潰れないよう10キロの小さな収穫箱を使っている。 醸造所での選果は厳しく、2割ものブドウをはずすことも珍しくない。 白ワインの醸造は、全房で圧搾後、小樽発酵。樽香に注意を払い、1~4年使用した樽を用いる。熟成期間は12~14ヶ月で、ワインに滑らかなテクスチャーを与えるため、その間バトナージュを行う。 赤ワインは、ブドウを100パーセント除梗。ステンレスタンクで発酵を行い、キュヴェゾンの期間は平均25日。毎日、ピジャージュを1回、ルモンタージュを1回の抽出する。 タンクからワインを引き抜いた後、白と同じく1~4年使用した樽に移して14~16ヶ月の熟成を施す。 2012年に待望の特級畑、コルトン・シャルルマーニュがポートフォリオに加わった。 ワインはブルゴーニュの伝統的なスタイルに加えて、フェミニンなタッチが感じられる。
生産地:フランス ブルゴーニュ サヴィニー・レ・ボーヌ
葡萄品種:ピノ・ノワール
@7800
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Wine Shop La Campanella
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